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【Q&A】「二天堂鍼灸院の弟子では?」への回答

現在、当鍼灸院ホームページは、二天堂鍼灸院ホームページからのリンクが削除されていますが、これは私(当院)が二天堂鍼灸院の中野氏から「破門されたから」ではありません。(※ リンク削除は2020年頃)

「破門されたのか?」にしても「弟子ではなかったのか?」にしても、これは大きな誤解です。なぜなら私は、二天堂鍼灸院の中野氏に「弟子入り」をした事実がないからです。当ページでは、これら誤解の原因になっていた、二天堂鍼灸院とのリンク状況を解説していきます。

二天堂鍼灸院ホームページ(以後HPとする)から当院ホームページへのリンクは、2009年12月頃に始まり、2020年夏頃までの約10年間行われていました。

2009年リンク開始当時の二天堂鍼灸院HPでは、すでにリンク専用ページが設けられていて、二天堂鍼灸院で講習を受けた鍼灸師らの鍼灸院が15件ほどがリンク紹介されていました。当院も開業を機にその中のひとつとして紹介されることになりました。リンク院リストの各院への紹介文には、「炎の鍼灸師育成講座・受講生」と「二天堂・門下生」との2種類の紹介説明がありました。そのなかで、当院へのリンク紹介文は、「二天堂 門下生」となっていました。

実はこの「門下生」紹介文は、二天堂鍼灸院の中野保氏からの要望によるものでした。この経緯ですが、私が鍼灸院を開業してすぐの頃、私は「二天堂HPリンク掲載」のために二天堂中野氏とメールで連絡を取り合っていたのですが、その連絡過程のなか、中野氏から「一応、二天堂門下生ということで貼りましたが。。。よろしいですか?」と、突然の要望を受けてのことでありました。

正直なところ、これはまったく同意できるレベルの話ではなかったのですが、当時の状況とこちらの立場上、これに抗うことができず、「やむなくこれを受け入れることになった」ということでした。これについての詳細説明は、別ページで行っていますのでここでは省略しますが、とにかくリンク開始当時のこの状況は、こちらが想定したレベルを大きく超える状況でありました。

そして、当院への「二天堂門下生」紹介文は、掲載1年後のいつの間にかに消されていました。この理由は容易に想像できるのですがここでは省略します。その後の当院へのリンク紹介文は、「炎の鍼灸師育成講座・受講生」との表記に変更されました。これについても中野氏から連絡があったわけではありませんでした。この表記は2020年のリンク削除まで続いていました(*A)。「炎の鍼灸師育成講座・受講生」「二天堂門下生」、どちらにしても二天堂グループの「傘下の鍼灸院」との印象を与える紹介文した。

私が世間や同業者から「二天堂鍼灸院・中野氏の下で修業した二天堂の弟子」と思われていた根拠はこのリンク紹介文でありますが、この他に「派生型の誤解」としては、「この鍼灸師は、元は北京堂の外弟子だったが、後で中国へ留学した裏切り者」というのが考えられます。

もう一度お伝えしますが、私はこれまで二天堂鍼灸院の中野氏に「弟子入りを希望した事実」は一切ありません。

また、当院HPと二天堂鍼灸院HPとのリンクは任意によって行われたものでしたが、実は、二天堂鍼灸院へのリンクの申し込み自体が消極的であったということでした。なぜなら、元々私は「二天堂で伝授している北京堂式の治療方針、ホームページ内の多くの情報」に同意していないからです。

そのことの詳しい説明は、他のページで行っていますのでここでは省略しますが、とにかく私は、北京堂式の治療方針の大部分に同意していませんので、二天堂鍼灸院とのリンクは「できれば避けたい」と思ってたほどでした。

二天堂とのリンクによって、当院が「北京堂式を行う鍼灸院」と紹介されてしまうと、読者によっては当然、「当院が北京堂式を行う鍼灸院」と見れれてしまい、そのイメージが定着してしまいます。当院ホームページを見てから来院した患者さんであっても、そのイメージの状態では、当院への評価は様々、解釈によってかなり悪いイメージになってしまいます。その場合では当院での業務や経営に支障が出ることを想定していましたし、実際長年、苦情や冷やかし電話、偽予約、患者さんとのコミュニケーション障害が出ていました。とにかく、二天堂鍼灸院とのリンクは開業当時にはすでに「避けたい」との考えに至っていました。

現在、二天堂鍼灸院HPから当院HPへのリンクは削除されていますが、今回そのことについてこのような説明を行わなければ、当院が「二天堂の弟子と思われる誤解」がいつまでも残りますし、それだけではなく、「二天堂(または北京堂)を破門された元弟子」との誤解に発展する(していた)可能性も十分あると考えます。

とにかく、当院HPと二天堂鍼灸院HPとのリンク自体は任意によるものでしたが、リンクの同意自体は非常に消極的であり、リンク開始当時の「当方と二天堂中野氏との間にある上下関係(優越的地位)が根幹としてあるなかでやむなく同意した」とご理解いただけたらと思います。

当院が開業して二天堂鍼灸院や北京堂鍼灸ホームページとリンクに至った経緯、具体的には、北京堂鍼灸での見学、二天堂鍼灸院での研修、リンクに至るの前の状況についての詳しい説明は、別ページで行っていますので、そちらをお読みいただけたらと思います。

当ページでの説明は以上です。

 

当サイトの公開主旨について

当ページは、当鍼灸院が茨木市で開業していた9年間で『たまにあったご質問』と『それに関連して想定される疑問』に回答する専用ページ(サイト)です。したがいまして、いわゆる『よくある質問・Q&Aページ』とは少し趣旨が異なります。

「たまにあった程度の質問ならば無視すればいいのではないか?」と思われるかもしれませんが、しかし、「たまに出ていた質問」の多くは「当院の治療方針への批判が目的」であるか、「他の流派の治療法との比較を前提とした含蓄的なご質問」が多くあり、時に業務に支障をきたすことがありましたので、これらの質問への回答として、「当院の方針、考え」をご紹介すると同時にこれまでに出ていた誤解を解消したいと考え、当ページを作成、公開することにしました。

それから、一般に「Q&Aページ」とは、商品購入者やサービス利用者からの疑問に答えるため、あらかじめ想定した回答を設置したページであり、企業や公的機関のウェブサイトで必ずと言っていいほどよく見かけるコンテンツでありますが、企業や公的機関の「Q&A」ページの質問も、当サイトの質問内容と同様に、作成者自らが想定問答を設定し作成しています。ですので、そこで設定されたすべての質問が、「必ずしも顧客やクライアントから実際に出ていた質問とまったく同じでなければならない」というものではありません。要は「想定した質問を設定すること自体」が不正になるわけではないということですので、どうか誤解されませぬよう、よろしくお願いいたします。

当サイトの公開にはかなりの準備時間を要しましたが、これまででも当サイトの「質問リスト」と同じような疑問を持たれた方はぜひ当ページ内容をよくお読みいただき、当院の「治療方針、アイデンティティー」を正しくご理解いただきたいと思います。

 


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